木曜朝夫婦晩秋も半ばを過ぎ、夕闇が当たりを染める頃。太陽の暖気を - いもげばこ−二次元裏img@ふたば過去ログ保管庫


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16/11/17(木)10:34:07 No.391292007 del
木曜朝夫婦
晩秋も半ばを過ぎ、夕闇が当たりを染める頃。太陽の暖気を運ぶ穏やかな風が、夜の寒さを従え一段と強くなると。街路樹の枯葉を散らし、商店街の窓を揺らし、吹き抜ける。
二人の住む古書店も例外に漏れず。風に擦られ軋む、窓の音に耐え兼ねた二人は、家中の雨戸を残さず閉じると。
一息ついて、最後の雨戸を閉めに灯りの消えた店へと向かう。
窓の軋む音が雨戸により、小さな音に変わり。店長の不安も幾分か和らいだ、その時。
「ゥウウウウウ……!!」
突如。唸り声をあげた猫が、敵意と爪をむき出しに、全身の毛を逆立て……店の入り口に向かって身構えた。
店員は猫の異変に驚き、その横へ歩み寄り。店長はその場で立ち止まり、瞳を凝らして猫の視線の先を見据える。
扉の先にある…猫にとっての脅威は、『とんとん…』と、扉を叩き。
小さな鈴を転がす様な声で店の中へと呼びかけた。
「どなたか、おられませんか?…戸を開けて、欲しいのでしてー……」
店員と店長は顔を合わせて。入り口の戸を見守る。
『とんとん』…声の主は、先程と変わらぬ調子で再び扉を叩く。
猫は未だ唸り声をあげ。隙を見せずに身構えたままだ。
16/12/11(日)11:27:34 No.391292007
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キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
16/11/17(木)10:36:07 No.391292167
「そちらにお住まいの猫殿も、後ろに控える主さまも…どうか落ち着いて欲しいのです……危害は一切加えないのでして…」
その言葉を信じたのか、はたまた別の要因か。唸り声を止め、逆立てた毛を静めた猫は、毛づくろいを始め。
店員の目の前で、鍵を掛けた筈の戸が、音も無く開いた。
質素な着物を身に纏う、幼い少女が。時代錯誤の下駄を小さく鳴らし、店の中へと滑るように入ると。
深々と一礼し、表をあげ。二人と一匹をゆっくり見渡して、微笑んだ。
僅かに開いた戸から、隙間風が入り。つむじとなって、少女を守る様に取り巻き店の中を巡る。
閉じられた戸が、役割を思い出したかのように、自ら鍵を掛けると。
たちまち風は弱まり、二人と一匹の頬を撫でて収まった。
店員のすぐ横に居る店長は、普段からは想像も付かない強さで店員の腕を抱き。
不安を抱いた表情のまま、少女を見据えた。
「初めまして…わたくし、依田芳乃と申します……以後、お見知りおきを……」
戸惑うばかりの店員の顔を見つめたまま、微笑む彼女を前に。
店の主はますます顔を強張らせ。自分の胸を押し付け、一層強く店員にしがみ付いた。
16/11/17(木)11:01:11 No.391294453
よしのんが参戦とな
16/12/11(日)11:27:34 No.391292007
1479346447903.jpg-(1443974 B)
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
16/11/17(木)11:12:27 No.391295521
何しに来たんだよしのん…
16/11/17(木)11:13:53 No.391295663
まさか…本を買いに来た!?
16/12/11(日)11:27:34 No.391292007
1479346447903.jpg-(1443974 B)
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
16/11/17(木)11:14:48 No.391295751
神が降臨された…
16/11/17(木)11:14:48 No.391295752
いったいなにが始まるんだ…
16/11/17(木)11:22:39 No.391296459
波乱の幕開け…?
16/11/17(木)11:25:20 No.391296715
ダイス準拠だと天狗よしのんだがさて
16/11/17(木)11:47:05 No.391298796
守護らねばならないんぬ…
16/11/17(木)12:02:11 No.391300346
でもむこうが大丈夫って言ったから大丈夫なんぬ(ペロペロ)
16/11/17(木)12:03:24 No.391300498
前川はチョロイな…
16/12/11(日)11:27:34 No.391292007
1479346447903.jpg-(1443974 B)
キタ━━━(゜∀゜)━━━!!


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